【壁紙のキホン #6】壁紙コーディネートのポイント
こんにちは。テシードです。
今回は壁紙のキホンシリーズ 第6回目です。
壁紙コーディネートのポイントをテシード目線でお伝えしていきます。
心地よいと感じる空間は人それぞれですが、空間づくりや壁紙選びのヒントになれば幸いです。
はじめに
インテリアのイメージを決める
自分の好きなお部屋のイメージやインテリアのスタイルをある程度固めておくと壁紙選びもスムーズになります。
ぜひInstagramやPinterestなどのSNSやインテリア雑誌、メーカーのサイト等でたくさん情報を集めて見て下さい。
色や素材の組み合わせのヒントが詰まっています。
日本の事例で見つかりにくい場合は、海外の事例を探してみるのもおすすめ。
▼テシードInstagramより
テシードのインスタアカウントでもおすすめ商品や施工事例をご紹介していますので
是非参考にしてみてください。(アカウントはこちら:tecido_wallpaper)
▼テシードカタログより
壁紙選びの入り口に。
テシードでは商品画像や施工事例を掲載したカタログもご用意しています。
どのように張り分けるかをイメージする
日本の住宅では、お部屋のさまざまな箇所に壁紙が使われています。
お部屋をすべて同じ壁紙にすることもできますし、空間ごとにいろいろな色柄を張り分けて楽しむこともできます。
(もちろん内装材は壁紙だけでなく、タイルや塗り壁、ペンキ、木材など
いろいろ選ぶことができ、組み合わせて使うこともできます。)
また、壁紙には無地のものと柄のあるものがあり、張り分け方で印象が変わります。
張り分け方に関する記事はこちらをご参考ください
壁紙コーディネートのポイント
お部屋全体のバランスを意識するのがポイントです。
壁紙単体で考えると難しく感じられるかもしれません。
床材や建具、キッチン、家具などの素材・色との組み合わせも考慮してみましょう。
冒頭で述べたように、インテリアのイメージを絞っておくとコーディネートがしやすくなります。
【インテリアイメージの例】
(左)クールモダンスタイル (右)ジャパンディスタイルのムードボード
ブログ【輸入壁紙でつくる】 7つのインテリアコーディネートアイデアより
柄物の壁紙と無地壁紙を組み合わせたいときは素材感を合わせたり、
柄の中に使用されている色を使うとまとまりやすいです。
組み合わせ方次第でさまざまなスタイルのお部屋を作ることができます。
柄×無地、柄×柄、いろいろ楽しめますよ!
複数の色を使う場合も、小物や家具とうまくリンクさせると
まとまりのあるインテリアコーディネートになります。
複数のカラーをうまくリンクさせたインテリアコーディネート事例
左:75510916 右:VIEN87517120
また、白い壁紙をベースに考えないといけない、と思う方が多いかもしれませんが
白でないといけないという決まりはありません。
ぜひ自分好みのインテリアイメージに合う色を選んでみてください。
最近はグレーやベージュの壁紙をベースにして、個性を出しつつも落ち着いた空間を作られる方も増えていますね。
LINEN2コレクションより(品番:LINN68521400)
海外の事例ではさまざまな色が使われています。
思い切って好きな色を取り入れて、海外インテリア風にしてみるのも楽しいです。
【色を楽しむインテリア事例】
アートな壁紙とグリーン×ピンクのコーディネート
物件:Y様邸
フレッシュな柑橘柄をアクセントにポップなカラーでまとめたコーディネート
物件:樹楽屋様 Videショールーム
色のコーディネートに迷った際はカラーパレットを参考にするのもおすすめです。
(Pinterestなどで調べるとたくさん出てきます)
そして、壁紙選びの際はぜひ実物サンプルを確かめてみてください。
テシードの商品の場合はWEBサイトからサンプルの取寄せが可能です。
実際のカットサンプル
照明や昼と夜の明かりで見え方が変わってくるので、
時間帯を変えてサンプルをチェックしておくのも良いでしょう。
リフォームの場合、このように実際に施工する壁にサンプルを貼り付けてチェックするのもわかりやすいです。
デザイン候補が複数ある場合にもおすすめです。
壁紙を主役にする空間づくりもあります!
お気に入りの壁紙が見つかったら、その壁紙の色柄をベースにインテリアを考えていくというのも面白いです。
絵本の1ページのような幻想的な世界観のお部屋
物件:個人邸
輸入壁紙のデザインには、デザインコンセプトがあるものが多いです。
例えばこちらは50〜60年代のファッションショーがテーマ。
壁紙のデザインからイメージを膨らませて、どんなお部屋にしようか考えるだけでもワクワクしてきます。
TECIDO select2より 品番:CONI88444111
また、スウェーデンのブランドSANDBERG(サンドバーグ)社へのインタビューでは、
「スウェーデンでは壁紙からインテリアを計画することも多い」という回答もありました。
調和をとりやすく、壁紙のトーンに似合う家具やテキスタイルを選ぶことで完成度の高い仕上がりになるそうです。
今回は壁紙コーディネートのポイントをお伝えしました。
壁紙選びは難しいというお声をよく聞きます。
面積が大きいので印象がガラッと変わる、全体を想像しにくい、というのが難しさを感じるところなのかもしれないですね。
逆に、壁紙(壁装材)には空間演出力がある、ととらえることもできるのではないでしょうか。
壁紙の世界は奥深いです。
ぜひさまざまな選択肢があることを知っていただき自分好みの空間づくりを楽しんでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。