憧れのヴェルサイユ宮殿を満喫& アンジェリーナでほっとひと息
こんにちは。
テシードの商品企画スタッフです。
2024年1月のパリ出張の際、初日にヴェルサイユ宮殿を訪れたので、その様子をお伝えしたいと思います。
今回のヴェルサイユ宮殿は、フランス在住のアーティスト、カテルさんに同行していただき、
解説を聞きながらの見学でとても充実した時間になりました。
日本を発ってから約24時間後、空港から一度ホテルに荷物を預けてからその足で向かいました。
ヘルシンキでのトランジットありのフライトだったので、パリに着く頃にはお尻が痛いし体の疲れもあるな、
という状態でしたが、パリ初日、とてもお天気が良くて清々しい冬の空が広がっていました。
もしかしたら飛行機の到着が遅れることもあるかも、ということで、少しゆっくりめの14時半のチケットを事前に購入。
iPhoneをお使いであれば、ウォレットにチケットを追加できるので便利でしたよ。
セキュリティチェックを受けて、いざ見学！
立派な階段を上がって、ナポレオン一世を見つけたりもしたのですが、
私たちはヴェルサイユ宮殿で絶対に訪れる！と決めている場所がありました。
スウィーツ好きの方は、もしかしたらお気づきかもしれません。
長旅の疲れを癒すべく、急ぎ足で向かったのは1903年創業のサロンドテ、アンジェリーナです。
本店は別にあり、パリ市内にも複数店舗あるようなのですが、宮殿の中でお茶なんて優雅ですよね。
ガラスケースに様々なスウィーツが並んでいて、それを見ながら少し待つと、小さめな部屋に案内してもらえました。
エレガントで素敵な空間！壁紙も可愛かったです。
メニューはスマホでバーコードを読み取る式でした。
来る前から決めていた、ショコラショー（ホットチョコレート）と、先ほど見たスウィーツも捨てがたいと思いつつ、
フライト以降食事をとっていなかったこともあり、キッシュを注文しました。
ショコラショーの「とろっ」と感、伝わりますか？
とても濃厚で幸せな気持ちになりました。
チョコレート好きの方、アンジェリーナを訪れた際にはぜひ召し上がれ。
寒い冬の日にぴったりでした。
別添えで生クリームもついてくるので、甘党さんはたっぷり入れると更に幸福度が上がると思います。
一緒にいただいたキッシュも、パイ生地がサクサクで、写真の通りボリューム満点でとても美味しかったです。
夢のようなサロンドテで思いのほかゆっくりしすぎてしまったため、駆け足でヴェルサイユ宮殿を見学しました。
宮殿は、ただでさえとても広大な敷地の中にある立派な建物なのに、
天井から床までどこも細かいところまで装飾されていて、本当に「豪華絢爛」という言葉がぴったりだと思います。
ヴェルサイユ宮殿は元々はルイ13世が狩猟小屋としての簡素なお城として建てたのが始まりで、
ルイ14世が建築家ル・ヴォ―を招いて増築したのだそうです。
こちらのお部屋はグリーンのダマスク柄、フロック（起毛）の壁紙でした。
お部屋の中には、ゴールドがたくさん使われていて、よりゴージャスな雰囲気を作り出します。
続いて、今度はレッドのダマスク柄。
こちらはファブリックが使われているようでした。
グリーンのお部屋もレッドのお部屋も、当時の豪華な暮らしぶりが感じられるようでした。
進んでいくと、鏡の間にたどり着きました。
「鏡の間」の名前の通り、なんと鏡が357個もあるそうです。
鏡の間の建設当時は、鏡の職人と言えば「ベネチア」だったそうなのですが、鏡の間を完成させたことによって、
フランスの鏡の技術もベネチアと対等（＝最高品質）と言われるまでになったとのことです。
鏡はとても貴重で高価なものだったため、その鏡をこれでもかと使っている鏡の間を含め、
ヴェルサイユ宮殿を増築してどんどん豪華にしていくことで、対外的にフランスの国力をアピールしていました。
こちらのエレガントなお部屋は、「王妃の寝室」、つまりマリーアントワネットが使っていた寝室です。
可愛らしい花柄で装飾されており、とてもエレガントな空間でした。
とても素敵なお部屋なのですが、寝室としては広すぎて、寂しい気持ちになりそうだなと思いました。
宮殿は17時半に閉館ということで、最後の方はスタッフさん達の「閉館です、出てください！」と
ほとんど追い立てられるような慌ただしい見学となりましたが、
歴史的な宮殿を見学するという貴重な時間を過ごすことができました。
今回はメインの宮殿のみを見学しましたが、もしまた訪れる機会があれば、庭園やプチ・トリアノンもゆっくり見たいです。
パリ初日からお天気に恵まれて、良い時間を過ごせました。
実際にヴェルサイユ宮殿で撮影された『ジャンヌ・デュ・バリ』という映画が公開中とのことで、気になっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
shino
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