【輸入壁紙を使った戸建て住宅】壁紙選びの体験談
こんにちは。
今回はテシード社員の自宅の施工事例をご紹介します。
自宅を新築した際に、輸入壁紙を採用。
輸入壁紙を取り入れたインテリア事例や体験談をまとめました。
一個人の意見にはなるかもしれませんが
少しでも壁紙選びの参考になれば幸いです。
1.やってみて気付いた!壁紙選びの難しさと楽しさ
今回初めて施主として家づくりに関わってみてたくさんの気づきがありました。
実際に壁紙選びを体験してみて気付いたことや
こだわりポイント、注意することについてもまとめてみました。
壁紙選びを通して気付いたこと
壁紙選びに悩んだときは、まず何を優先したいのかがポイントになってくるのではないかと思います。
色・デザイン、機能性・耐久性、メンテナンスのしやすさ、価格など
優先順位は住む人やライフスタイルによって異なります。
お子さんやペットがいると特に機能面は気になるかもしれませんね。
我が家にも子どもがいるので傷や汚れは気になるところだったのですが、
インテリアを楽しみたいという気持ちをまずは優先しました。
「色」と全体の「調和」を重視して壁紙を選んでいきました。
もちろんコスト面も気になるので、輸入壁紙と国産壁紙をうまく組み合わせたり
他の部分で削ったりしてバランスを取りながら考えました。
輸入壁紙を取り入れたいからこそ諦めたものもありますが、
好きなデザインのある暮らしに今は満足しています。
壁紙選びの難しさを実感
小さなサンプルから全体をイメージするのが難しい壁紙選び。
今回、インテリアのイメージは夫婦で考えました。
好きな色やインテリアイメージをインスタやピンタレストで集めながら、使いたい色や柄を絞っていきました。
テシードのホームページにもたくさん壁紙を掲載していますので掲載商品の施工画像も参考にしました。
図面を見つつ、小さなサンプルから全体を想像するのは本当に難しかったです!
実際にサンプルを壁に当て、時間帯を変えて見てみたりしてイメージを膨らませました。
壁紙選びは仕上がりのイメージがしづらく、不安になることもありましたが
選ぶ時間は自分好みのインテリアをつくる第一歩のような感じがしてとても楽しかったです。
さまざまな工程がある中で壁紙選びにかけられる時間は限られているかと思います。
壁紙を選ぶ段階でなくても事前にイメージを膨らませておくとより選びやすいのではないかと感じました。
2.輸入壁紙を使ったお部屋のご紹介
それではここからは実際のお部屋をご紹介していきます。
リビング
CASAMANCE(カサマンス)の新作の中で一目惚れしたデザインをアクセントに。
テレビボードの背面に輸入壁紙を施工しました。
全体にはブルーグリーン系のマットな無地壁紙を張っています。
使用品番:75402038 コレクション:TECIDO select
(無地は国産壁紙です)
CASAMANCEは好きなブランドの一つ。
星空のようなゴールドのドットがキラキラとして美しいデザイン。
波打つ模様は雲のようにも波のようにも見えて幻想的です。
アクセントクロスは使いたいけれど、空間に馴染ませたいという思いがあったので
デザインと色の組み合わせにとても悩みました。
もともと落ち着いたカラーが好きで、ブルーグレーやネイビー、グリーン、
濃い目のグレーなど全体に色をつけたいなと考えていた結果、このようなインテリアに。
こうして全体に濃い色を張ってみると、多少の暗さは感じますが
隠れ家っぽい雰囲気が出て楽しいです。
アートや植物などを飾ってより個性あふれるインテリアを楽しみたいと思っています。
開放感を重視したい方は明るめのカラーがおすすめです。
窓側や吹き抜けには淡いミントグリーン系の壁紙を選んで、少し明るさをプラスしています。
グリーンは家族みんなが好きなカラーです。
玄関
玄関には夫がセレクトしたFornasetti(フォルナセッティ)の壁紙を。
使用品番:114/7014 コレクション:Cole&Son Selection
玄関をお気に入りのデザインで飾ると、毎朝家を出るときや外から帰ってきたときに気分が上がります。
また、来客時にも驚かれる場所。玄関スペースはアクセントクロスを張るのにぴったりだと思います。
ただし傷、汚れには気を使う場所。
気になる方は腰壁にしたりタイルと組み合わせたりするのも良いのかなと感じました。
こちらの壁の前には物を置かないでおこうという気持ちになるので玄関の綺麗さはキープできそうです!笑
リビングのドアを開けたときの景色が特にお気に入り。
建物が立ち並ぶデザインがユニーク。
マットなインクとメタリックインクが組み合わさったデザインで、表情豊かです。
職業柄まじまじと壁を見てしまうのでいろいろと気付くことはあります。
輸入壁紙を張ると多少の柄ずれはあり、
こちらも近くでみると合わない部分があるのですが遠くからだと全然わからないので許容範囲です。笑
輸入壁紙に関してよく聞かれるのが「下地を拾いますか?」という質問。
実際に張ってみると全体に柄があるから目立ちにくいということと、
比較的素材感がしっかりとした不織布タイプのものを選んだこともあって、あまり気になりませんでした。
リビングなどに全体に張ったマットなタイプの無地壁紙は下地が目立つので、
表面がフラットで薄手のものは、輸入・国産問わず影響が出るのかなと感じました。
織物調や塗装風などテクスチャーのある壁紙のところは目立ちにくかったです。
(※もともとの下地の状況や下地処理の具合により異なる可能性があります)
ワークスペース
ダイニング横のワークスペース&スタディスペース。
お部屋全体に馴染むようなシンプルなデザインを選びました。
Bottlesというデザインで、ガラス瓶がモチーフになった幾何学模様。
曲線が入っているので柔らかさを感じさせます。
使用品番:MISP1314 コレクション:SEVEN SISTERS
※HP未掲載品
より快適にお仕事ができるよう今はデスク周りを改造中です。
子ども部屋
全体に思い切ってビビッドなグリーンを。ベースのグリーンは4歳の息子が選びました。
アクセントにはモノトーンのシンプルな輸入壁紙を選びました。
使用品番:SK30096 コレクション:ESPOIR+
(グリーンの無地は国産壁紙です)
かなり派手な色ですが、海外の子ども部屋っぽい雰囲気になって可愛らしいです。
個人的には流行しているくすみカラー系のお洒落な子ども部屋にしたいと思っていましたが、
気に入った部屋でひとりで寝て欲しいなという思いもあり、子どもの意見を優先しました。
最近はこの部屋で寝たいと本当に言い出して、ひとりで寝る練習をしています!
ブラック×ホワイトの流れるようなデザインは夫が気に入っていたもの。
ワークスペースで使用するか検討していたところ、子ども部屋に合いそうだったので採用しました。
もう少し大きくなったらモノトーン系の家具でスタイリッシュなインテリアにするのも良いかなと考えています。
寝室
ナチュラルカラーのボタニカル柄を採用しました。
使用品番:BOTA85891423 コレクション:ESPOIR+
リラックスできる空間に仕上げたかったので、やさしい植物柄か素材感のあるデザインで検討していました。
なんとなく選んだデザインでしたが、日々愛着が湧いてきています。
寝室はコスパ重視で考えていたので手持ちの家具に合わせやすい色柄を選びましたが、
壁紙に合わせて全部買い替えたくなってしまいました。笑
こちらのデザインは「ネムノキ」という植物が描かれています。
夜になると葉が閉じることからネムノキと呼ばれているそう。寝室にぴったりなデザインだったのも選んだ理由の一つ。
お部屋全体にはお花のシルバーの部分に合わせてブルー寄りのグレーをセレクト。
織物調の無地にしたのでより柔らかい雰囲気に。
ニュートラルカラーでまとめるととてもリラックスできる空間になりました。
以上、輸入壁紙を使ったお部屋のご紹介でした!
輸入壁紙は1本あたりが2〜3万円台のものが多く、高価なイメージがあると思います。
我が家の場合も全面に張るのではなく、無地と組み合わせてコーディネートしたり
国内在庫品中心にセレクトしてコストをおさえています。
それでも満足のいく仕上がりになりました。
参考になれば幸いです。
3.最後に
壁紙を選んでから施工が完了するまで、イメージ通りに仕上がるのか本当に不安いっぱいでしたが、
最終的に自分たちらしいインテリアに仕上がってよかったです。
いくつか後悔ポイントはありますが、思った以上に良い仕上がりでした。
改めて壁がお部屋に与える印象は大きいと実感しました。
お気に入りの壁紙が実際に張られたのを見たときの感動は、ぜひたくさんの方に体感していただきたいなと思いました。
以上、個性的な壁紙を取り入れた一戸建ての施工事例をご紹介しました。
住宅の施工事例や広告などを見ると、壁全体が白で開放感のある空間がほとんどかと思います。
お部屋全体に色をつけるとこんな感じになります。
お部屋に色を取り入れたい、ちょっと変わったインテリアにもチャレンジしてみたい方は是非参考にしてみてください。
今後も家具や雑貨などのコーディネートを楽しみながら自分好みのインテリアをつくっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
iku
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