海外出張レポート / パリ・デコオフ2023 最新インテリアトレンド
こんにちは。テシードの企画スタッフです。
1月に3年ぶりの出張でパリへ。
メーカーから送られてくる見本帳だけでは見えてこない全体的なトレンドを確認する、
という目的で出張に行ってきました。
訪れたのは「Paris Deco Off」。それでは早速会場の様子をご紹介します。
Paris Deco Off 2023
Paris Deco Offとは
パリ6区のサンジェルマン・デ・プレ地区が展示会場のParis Deco Off。
アートギャラリーやお洒落なインテリアショップが立ち並ぶエリアで、
各ブランドは常設のショールームやDeco Off期間限定のポップアップショールームで新作を紹介しています。
Deco Offと言えば!の大きなソファとランタン。
こちらは、パリの中でも最も小さい広場のひとつ、フュルストンベル広場。
ここを通るたびに、人気の撮影スポットとして賑わっていたので、
少し順番待ちをして撮影しました。
よく見かけたアート系のデザイン
今回のDeco Offを通して、デザイントレンドのひとつとして
「アート」が目立っている実感がありました。
実際に会場で気になったデザインをご紹介します。
抽象的かつダイナミックで、一言では言い表すのが難しいようなアート系のデザイン。
少し前までは多く見かけていた、ボタニカルなデザインは少し減ってきているように感じました。
これから入ってくる新作が楽しみです。
CASAMANCE
そんなアート系のトレンドを体現しているのが、CASAMANCE(カサマンス)でした。
壁紙のロールが並んでいるだけでも、カッコイイ雰囲気が漂います。
ダイナミックなデザインなので、パネル展示も素敵でした。
このような抽象的なデザインを、TECIDOでは【midcentury-art】(ミッドセンチュリーアート)と名付けました。
深みのあるカラー展開で、大胆なデザインに負けない配色になっています。
それぞれのデザインには、インスピレーションの元となった
アーティストがいるので、また改めてCASAMANCEの新作紹介をしたいと思います。
Cole&Son
続いて、特に印象に残ったブランドのショールームをご紹介します。
まずは、TECIDO一押しブランドCole&Son(コールアンドサン)のショールーム。
新作コレクションはFornasetti(フォルナセッティ)とのコラボレーションです。
さすがのカッコよさでした。
色んなお顔の太陽が並んでいるデザインや、
ガラッと雰囲気が変わりエレガントな紫陽花のデザイン。
Fornasettiの家具と合わせられていて、とても贅沢な空間でした。
Fornasettiとのコラボコレクション、早く手元で確認したいです!
皆さまにご紹介するのが楽しみです。
ARTE
革新的で最先端のコレクションを毎年発表しているARTE(アルテ)。
今回も圧倒的な世界観で、大人気のショールームでした。
展示の仕方がとてもお洒落ですよね。
「ARTE」のロゴの背面が壁紙なのはもちろん、
手前の階段のような2種類にもそれぞれ別のデザインの壁紙が張られています。
こちらもとても素敵でした。
4種類の壁紙が使われています。
一番面積の大きいのは夜空に浮かぶ星座のようなロマンティックなデザイン。
その手前には年月が経ったような加工のされているデザイン。
左奥には抽象的なデザイン、そして手前の階段はカーペットのように壁紙が使われています。
芸術的なショールームでした。
ARTE(アルテ)の壁紙は、特殊な素材が使われていたり、
日本での取り扱いが難しいものが多いのですが、本当にスタイリッシュで素敵なブランドです。
FROMENTAL
そして最後は、オートクチュールブランドのFROMENTAL(フロメンタル)。
家具デザイナーのMarta Sala(マルタ・サラ)のパリのお家を使って
ディスプレイをするという、贅沢な展示方法。
まるでお宅に招待されたかのような気分で、お部屋を見てまわりました。
一点一点手作業での制作で、刺繍が施されていたり、とても丁寧に作られています。
実際にショールームで見ると、手作業ならではの味わいのある色むらも確認できました。
今回Deco Offで展示されているデザインは、モダンでシックな雰囲気でしたが、
シノワズリの壁画は弊社ショールームにも展示しております。
ブログでもご紹介しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
今回ご紹介した取り扱い予定の商品につきましては、準備が整い次第リリース予定です。
ぜひ楽しみにお待ちください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
shino